大雨による浸水被害から間もなく3カ月が経とうとしています。
今週も、一歩ずつ復興に向かっている双葉地区の最新情報をお伝えいたします。


■つつみ幼稚園では、少しずつ工事が進むなか1か月遅れの夏祭りも開催しました。
お祭り当日は、とてもいいお天気に恵まれました。 気温も高かったため、床板が貼られたばかりのお部屋にブルーシートを敷いて園児たちが待機する場所として使えて、とても助かりました。 工事業者さんが「お祭りの日までに床を使えるように頑張ります」と、朝から遅くまで作業をして下さったおかげです。ありがとうございました。

■お祭りの出し物は、ボランティア団体さんが企画してくださいました。アスレチック、おもちゃ釣り、的投げ、ヨーヨー釣りとお土産もたくさんもらって園児達がとても喜んでいました。
また、他園の1室を借りて保育をしている1〜2歳の保育園児が早く帰れるように、その部屋から工事を始めてもらっています。剥き出しだった壁も石膏ボードが貼られ、少しずつ工事が進んでいます。
早く全園児が揃う日が待ち遠しいです。

■地域交流センター「つなぐ」がリニューアルオープンしました。
改修していた地域交流センター「つなぐ」のお披露目会及び、ADRAJapanによる足湯サロンを行いました。 開催中は過去最多となる30名近い方がお越しになり、大変賑わっていました。
皆様とお話するなかで、みんなで食事するイベントや季節行事など、 「つなぐ」でこれからやりたいことの夢を膨らませる時間にもなりました。
今後は「つなぐ」を窓口として復興支援を行うほか、 住民の皆様が交流を深め、結びつきを強める場として活用していきます。
茨城コモンズは、他団体とも連携しながらこれからも双葉地区を支えていきます。
一歩ずつ当たり前の日常を取り戻していく双葉地域住民との活動を「寄付」というかたちで一緒に応援していただけますと幸いです。よろしければ、お知り合いにもこのページをご紹介ください。どうぞよろしくお願いいたします。

2023年6月2、3日にかけて、茨城県内では台風2号や梅雨前線の影響で大雨被害が発生しました。
取手市の発表によると、この地域では床上浸水が436件、床下浸水が165件発生しています。

茨城NPOセンター・コモンズは、6月4日から現地に入り、双葉自治会と連携した被災者支援活動を開始しました。

令和2年度から認定こども園として認定され、地域の子どもたちや子育て環境の要でもあるつつみ幼稚園（0～5歳まで、定員188名）も被災し、1階の教室、ホールなどは床上50センチまで浸水しました。
子どもたちは自宅待機を余儀なくされている状況となっています。

1日も早い完全な再開を目指して、職員のみなさんが奮闘されています。県や市と協議の上、浸水した建物の再建に向けて関係者が準備をしているものの、自宅待機や他の園に通っている子どもたちを1日も早く受け入れられるようにしたいと思います。

つつみ幼稚園の子どもたちが安心できる環境を整えるため、募金活動を緊急で開始しました。皆さまのご支援をお願いします。

わずか２日間で、双葉地区の景色は一変してしまいました。
いつもの道やお友達と遊んでいたお砂場、広場も浸水。
大人たちは混乱の中、後片付けに奔走しています。

いつもと違う環境に戸惑っているのは大人だけではありません。

楽しみにしていた園の夏祭りも実施が危ぶまれ、いつも楽しく遊んでいた楽器、玩具も全て廃棄処分を余儀なくされました。
すぐに全てを元通りにすることは難しいけれど、せめて楽しい夏祭りやいつものお友達と過ごせる環境を再開して、子どもたちが安心して遊べる環境を取り戻したい！

そんな想いで、私たち茨城NPOセンター・コモンズは自治会の皆さまとともに、日々変わる現地の状況を1件1件聞き取りながら支援活動を行っています。

つつみ幼稚園の子どもたちが、以前と変わらず安心して遊べる環境を取り戻すには、あなたのご支援が必要です。
クレジットカードによるご寄付、
またコンビニやペイジーでのご寄付をお選びいただけます。

ご寄付は1000円から受け付けております。
子どもたちが安心して遊べる環境の再開は、子育て世代が安心して働き、地域が日常を取り戻すための大きな力になります。
皆さまのご協力をぜひお願いします。

また、コモンズは認定NPO法人ですので、税額控除や法人の損金算入枠増など、寄付者優遇税制の対象となります。
詳しくはこちらをご覧ください。